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理学療法士はおすすめの職種

2016.10.7

運動能力を回復に導く理学療法士

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患者さんの身体機能回復に向けて

多くの方が健康に暮らしたいと思っていますが、残念ながら病気や事故の可能性を0にはできません。そしてそういった悲しい出来事の結果、病気そのものや怪我そのものが治ったとしても身体に障害を負ってしまい、以前と同じようには生活できなくってしまう場合があります。そしてそのような方に対して、リハビリのサポートや生活を送る上で必要となる補助器具などの利用訓練のサポートを行うのが理学療法士なのです。患者さん個人にとっても社会全体にとっても重要な仕事の1つと言えるでしょう。

運動能力を回復に導く理学療法士

リハビリにおける理学療法士の役割

一般的にも理学療法士はリハビリに関する専門職としてその地名度が高まってきました。事故の患者などを受け入れる総合病院や、あるいは介護や福祉に関する施設、もしくは専門のリハビリ施設などで活躍が求められている存在です。
なおリハビリのサポートが理学療法士の主な仕事内容になるのですが、その職務には理学に基づいた物理的な治療のサポートも含まれるため、高い専門性が求められる仕事でもあります。また相手の身体に関する問題はその原因が事故か病気かなどによっても異なりますし、1人1人体質なども異なるため高い観察力が求められる仕事と言えるでしょう。

運動能力を回復に導く理学療法士

理学療法士の目指すこと

理学療法士が普段の仕事の中で目指していることは、どういった相手を対象とするかによってその都度異なります。
いくつか例を出しますと、相手が一般的な仕事をしているまだ若い方の場合、仕事や生活に支障をきたすことがないように身体機能を回復させる必要があるため、そこが仕事のゴールになります。次に四肢切断などの理由によって身体機能の回復が難しい場合は、義手や義足などの利用を促しそのための訓練を行います。また、スポーツ選手で肩や肘などの酷使によってその機能に障害を負ってしまったような方が相手であれば、より専門的なリハビリによって現役として復帰できるまで機能を回復させることがゴールになります。そして介護施設や福祉施設などで働いて高齢者の方などの身体能力を回復させるという場合には、介護職員の方とも相談し、相手の体力に合わせてどのレベルまで身体能力を回復させるかを決め、それをゴールとするわけです。
このようにとても高い応用力が求められる仕事と言えるでしょう。

運動能力を回復に導く理学療法士

連携が仕事のポイント

また理学療法士の仕事の特徴の1つに、連携の重要性が挙げられます。理学療法士を必要とする人は病気や怪我などで医療、もしくは加齢による介護の必要性などを抱えているためです。

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